戸建ての外構工事の期間は設置する設備によって工期が変わる
外構工事に含まれるものはガレージ・駐輪場の設置から、お庭の新設・ウッドデッキの取り付けまで幅広い施工が含まれます。そのため、外構工事に掛かる期間といっても一概に何日とは言うことができず、設置する設備や工事規模によって工期は大きく異なります。横浜の戸建て向け外構工事会社は2020年2月現在で計28軒ありますが、これらの会社で実施してきた外構工事例を見比べると、ガレージの新設であれば約1週間・お庭に家庭菜園を設ける場合は約15日が平均日数でした。
全国規模で見ると若干期間が長くなっていますが、これは横浜一帯にある戸建て住居の専有面積が約150平方mと大きい住居が多く、その分工期が伸びているといえます。また、昨今は横浜では古民家のリフォームが増加傾向で、この中に外構工事も含まれます。職人不足というのも工期が長引いている一因にあげられるので、これから外構工事を横浜でおこなおうとなさる方は平均日数よりも1週間ほど長引くと理解しておきましょう。
家庭菜園を造るのに時間が掛かる理由
ご自宅のお庭に畑を設けて、ご家族で食べる分だけの野菜を自給自足したいという夢をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。家庭菜園を設ける際も外構工事会社に仕事を依頼することになりますが、この家庭菜園の新設工事を横浜でおこなうには約1か月の工期が掛かります。その理由は、横浜では一般住居の一角に畑を設けるには各自治体に農耕地の申請をおこなって、排水設備・地質調査をして正式に許可をもらう必要があるからです。これは環境保全の観点からなされているもので、敷地面積に関係なく畑を作る場合は必ず書類申請をしなくてはいけません。
土を搬入した時点で調査を受けるので、自治体による調査をクリアするまでは工事を進めることができず、必然的に工期が延びるという訳です。許可申請はご自身でなさってもいいですが、大抵は外構工事会社がおこなってくれるのでお任せするといいでしょう。申請から約2週間でご自宅に自治体から連絡が入り、工事関係者と一緒に調査時は立ち合いをすることになります。
まとめ
以上、横浜の戸建てで外構工事をするのに掛かる期間の目安と、家庭菜園だと大幅に工期が長引く理由でした。横浜の戸建ては大きなお庭を有しているところが多く、外構工事会社も需要に見合っただけの件数であります。詳しい工期についてはおこなう工事内容によって変動しますが、その要因になるのはお庭の専有面積が大きく関係しているということです。家庭菜園に至っては新しく農地を開墾することと同じなので、宅地・商業地が多い横浜では環境を考慮した審査があるということを理解しておきましょう。